華人渡航客がカナダに持ち込む3大禁止物品、希少動物製品、漢方薬、食品―香港紙

Record China    2012年10月23日(火) 6時33分

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19日、カナダ税関によると、華人渡航客が同国に持ち込もうとする禁止物品のなかで最も多いものは、絶滅危惧種動物から作られた製品、漢方薬、食品の3品目だという。写真は漢方薬。

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2012年10月19日、香港紙・明報によると、カナダ国境サービス庁が摘発した同国への持ち込み禁止物品のなかで、中国本土、香港、台湾からの渡航客が最も多く持ち込もうとした物品は、絶滅危惧種動物関連製品、漢方薬、食品の3品目だという。

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カナダ国境サービス庁華人担当係官によると、華人渡航客が持ち込もうとする禁止物品で目立って多いものは、絶滅危惧種に指定された動物の標本やそれらを用いた製品で、ヒョウやヘビ、ワニなどのはく製、ワニ皮のバッグ、靴、手袋、トラの骨などが含まれている湿布薬や蛇酒など。

希少動物の成分が含まれた高価な漢方薬やその材料の持ち込みも多く、ツバメの巣や冬虫夏草、熊胆、シカのペニス、シカの角、シカのひづめなどを、税関に申告せずに持ち込もうとするケースもあった。

頻繁に摘発されているのは食品で、生ハムやソーセージ、卵を使ったもの、アヒル肉のパイなどは持ち込みを禁止されている。ただし、卵を使った食品でもその加熱具合によっては持ち込みが許可される場合もある。

華人渡航客によって、大麻やコカイン、ヘロイン、アヘンなどを持ち込もうとする事例も発生している。大麻の種や大麻クッキー、大麻キャンデーなども見つかっており、持ち込みの手口はさまざまだ。アヘンなどの水溶性薬物をペットボトルに入れ、刻みタバコを茶葉に混ぜて税関を通過しようとしたケースや、コカインのカプセルを大量に飲み込み、腹部が異常に膨らんでしまったために、係官の疑惑を招いた華人もいたという。(翻訳・編集/本郷)

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