5000万ドルが無駄金に!中国企業による米航空機メーカーの買収失敗―中国紙

Record China    2012年10月22日(月) 7時5分

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20日、環球時報は記事「中国企業による米航空機メーカー買収が失敗、『政治介入』に遭遇」を掲載した。写真は3月25日、上海虹橋国際空港で開催されたアジア公務航空機展。ジャッキー・チェンのプライベート・ジェットも披露された。

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2012年10月20日、環球時報は記事「中国企業による米航空機メーカー買収が失敗、『政治介入』に遭遇」を掲載した。

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18日、北京卓越航空公司は米航空機メーカー、ホーカー・ビーチクラフト社の買収断念を発表した。ホーカー・ビーチクラフト社側は国際的な政治的要因も絡んできたとコメントしている。

ホーカー・ビーチクラフト社は今年5月、25億ドル(約2010億円)の負債を抱え破産を申請した。7月、ホーカー・ビーチクラフト社は北京卓越航空公司が買収する意向を持っており協議をすすめていると発表している。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、問題となったのは軍事部門の買収。ホーカー・ビーチクラフト社側は軍事部門の買収を延期するよう求めていたが、北京卓越側は不快感を示していた。

結局、買収は失敗に終わった。ホーカー・ビーチクラフト社側は交渉がまとまらなかったことは残念だとコメントしている。ただし北京卓越が支払い済みの違約補償金5000万ドル(約4億200万円)は返還する必要がないという。(翻訳・編集/KT)

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