中国で開催の草間弥生氏の作品展、展示品はすべて偽物=「これは恥ずかしい」「本当に面目ない」―中国ネット

Record China    2018年10月27日(土) 18時50分

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中国版ツイッター・微博に26日、中国で開催された草間弥生氏の作品展の作品がすべて贋作だったとする投稿があった。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に26日、中国で開催された草間弥生氏の作品展の作品がすべて贋作(がんさく)だったことを紹介する投稿があった。

投稿は、日本メディアのニュース番組の動画を紹介。広州上海深センなど中国の5カ所で開催された草間弥生氏と村上隆氏の共同作品展で、展示作品がすべて贋作、つまり偽物という前代未聞の出来事があったと紹介した。

草間氏の弁護士によると、今年4月以降に展覧会を確認したという。弁護士が実際にこの作品展に出向いて作品が偽物であることを確認した。素人が見てもすぐに贋作とは気が付かないかもしれないが、専門家が見ればすぐに分かるレベルだったという。弁護士は、主催者が特定でき次第、刑事・民事両面で法的措置を進めるとしている。

同件に対し、中国のネットユーザーから「これは恥ずかしい」「これは本当に面目ない。中国人のメンツをつぶした」「こんなにも厚顔無恥なことは見たことがない。芸術作品展なのに本物が1つもない?しかもこんなに大がかりにやって」など、恥ずかしいというコメントが多く寄せられた。

また、「パクリ大国としてのイメージが深く心に刻み込まれたな」「中国人のこの著作権に対する意識の低さは恐るべきものがある」などの意見や、「中国って人をだますのが本当に簡単な場所なんだな」「贋作がどうしたって?こんなのわが国では正常なことだ」など、開き直るかのようなコメントもあった。中国で偽物が非常に多いことに対する皮肉の意味もあるようだ。(翻訳・編集/山中)

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