燃える鬼コーチのリハビリ特訓、実は婿を思う義母の愛―天津市

Record China    2007年3月18日(日) 7時27分

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2007年3月14日、天津市の街角で、脳溢血で半身不随になった娘婿を思う義母による厳しいリハビリが始まった。

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2007年3月14日、天津市の街角で、今日も鬼コーチによる厳しい訓練が始まった。上からつるされたロープを握り締め、汗だらだらでスクワットをする蒋向東(ジャン・シアンドン)さん49歳。傍らで「両足をそろえて姿勢を正す!しっかり握って腰を下ろして!」と檄を飛ばすのは69歳の屈徳芳(チュー・ダーファン)さん。

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この2人の関係は義母と娘婿。蒋さんが5年前に脳溢血で半身不随になり、仕事にも行けなくなったばかりか、医療費で家の蓄えも底を突いた。このままではだめだ、と立ち上がった屈さん、独学でリハビリの知識を身につけ、訓練計画を練った。以来4年間、欠かさずスケジュールに沿って訓練を繰り返した。

蒋さんはあまりの厳しさに耐えかねて、ボイコットしたこともあったが、屈さんはリハビリの重要性を説き、手加減せず、厳しい態度で訓練に連れ出したという。そんな鬼コーチも娘婿がかわいそうで、一度ならず陰では涙を流したそうだが、日に日に良くなっていく姿を見るとますます燃えるのだった。

屈さんは今、自分の経験を文章にまとめることを考えているという。家庭でお金を掛けずにできるリハビリを広めて、同じ悩みを抱える家庭の助けになりたいそうだ。

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