蜂の巣と100年に渡り共存する家、極意は「互いに干渉せず欲張らないこと」―陝西省安康市

Record China    2012年10月17日(水) 21時40分

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15日、中国・陝西省安康市旬陽県には、120年以上の歴史を持つ家に100年以上に渡り蜜蜂が住みついているという。

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2012年10月15日、中国・陝西省安康市旬陽県には、120年以上の歴史を持つ家に100年以上に渡り蜜蜂が住みついているという。華商報が伝えた。

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蜂の巣がある家の家主は同県に住む70歳の栗(リー)さん。隣に住む親戚によると自分の家は曽祖父の時代の1885年に建てられ、数年後には栗さんの家も建てられたという。蜂の巣は家の完成からほどなくして確認されたため、少なくとも100年の歴史があるという。

巣は栗さんの古い家の寝室の角にあり、石で巣を囲んでいた。布で蓋がされた石の中には、長さ60cm、幅30cmほどの巣があり、大量の蜂が巣に張り付いていた。栗さんによると別の部屋にも3つの蜂の巣があり、蜂の巣4つで1年に5、6kgの蜂蜜が取れるという。家族で食べる以外は売ってお金にするそうだ。また、なぜ100年の間蜂が引っ越さなかったのかについて栗さんは、「蜂の巣をしっかり守り、互いに干渉しなければ共存できる」と笑って答えた。

同市の野生動物保護協会の関係者によると、蜂が長年栗さんの家に住みついている要因に、周りの自然環境が良く、エサに困らないこと。また、巣がある場所が暗く涼しいのも大きく影響している。このような状況下で欲張らずに蜂に冬を越せるくらいの蜜を残してあげれば蜂たちも引っ越すことはないという。(翻訳・編集/内山)

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