1日1.5億人利用の中国動画アプリの認定インフルエンサーを登用して広告支援、その他

Record China    2018年10月23日(火) 8時50分

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アライドアーキテクツは中国のショート動画共有アプリ「抖音(ドウイン)」の認定パートナー企業の映天下と連携し、「抖音」を活用した中国向けプロモーション支援を開始すると発表した。映天下が擁するインフルエンサーを登用する。

<日中経済・新事情>

関連用語:アライドアーキテクツ、抖音(ドウイン)、動画、インフルエンサーTikTok(ティックトック)、広告 / フレキシブルワークスペース、リージャス・グループ、粗付加価値(GVA) / 「Peing―質問箱―」、微博(ウェイボー)、ジラフ/ 香港エクスプレス、長崎、就航、6500円

●1日1.5億人利用の中国動画アプリを利用、認定インフルエンサー事務所と提携して広告支援

アライドアーキテクツは22日、中国のショート動画共有アプリ「抖音(ドウイン)」の認定パートナー企業で、中国国内でインフルエンサープラットフォームを提供する映天下(IN MCN、本社・北京市)と連携し、「抖音」を活用した中国向けプロモーション支援を開始すると発表した。導入企業は中国国内の「抖音」ユーザーに向けて、人気インフルエンサーによる広告コンテンツの制作・拡散を行い、商品やサービスのプロモーションをすることが可能になる。「抖音」は1日当たり1億5000人が利用するという。

抖音は中国国外では「TikTok(ティックトック)」という名で公開され、日本でも急速にユーザー数を拡大している。しかし「抖音」と「TikTok」ではアプリの使われ方やトレンドが異なるため、日本企業が「抖音」を活用したプロモーションで成果を上げるためには、「抖音」に手慣れたユーザー(インフルエンサー)の手でコンテンツ作成を行うべきという。

●フレキシブルワークスペース普及により中国では2030年までに粗付加価値が世界最高193%増に

レンタルオフィス事業などを展開するリージャス・グループ(本社・ルクセンブルグ)は22日までに、フレキシブルワークスペースの普及がもたらす効果についての研究結果を発表した。

中国では2030年までに粗付加価値(GVA、製品のGDP+補助金~製品に対する税金)が193%増、年間1兆4000億ドル増と世界最大の増加率を示すという、インドも141%増・年間3758ドルと高い水準。米国は増加率が109%だが、粗付加価値は最も高く4兆5000億ドルになる見通し。世界全体では10兆400億ドルの経済効果がもたらされる可能性があるとした。フレキシブルワークな働き方により、企業には費用節約とコスト削減が実現し生産性が向上。最終的には、基幹的な事業全域からサプライチェーンに至るまで経済全体に波及効果がもたらされるという。

●匿名質問サービス「Peing―質問箱―」がウェイボーとも連携、中国本土の展開を強化

ジラフは22日、運営する匿名質問サービス「Peing-質問箱-」で10日に微博(ウェイボー)での投稿機能をリリースしたと発表した。ユーザーは「質問箱」のSNS連携をウェイボーに設定することで、ツイッター利用の場合と同様に回答がウェイボーのタイムラインに投稿されるようになる。ウェイボーのログイン機能は6月後半に追加しており、ウェイボー連携による会員登録数は1万5000アカウントを突破し、中国本土における9月の月間利用者数は40万人を超えたという。

「Peing―質問箱―」は匿名で質問を募集し、回答をSNS上で投稿するメッセージサービス日本で2017年11月にサービスをリリースして間もなく、月間300万以上のユーザーが利用する巨大サービスへと急成長を遂げ、2018年9月時点での月間利用者数は3500万人を突破した。海外展開にも力を入れており、サイトの多言語化、マレーシアや台湾でのプロモーション活動、ウェイボーとのSNS連携などにより、9月の海外利用者数は300万人を超えたという。

●香港エクスプレス、1月に香港・長崎線を就航、記念運賃は往復6500円から

格安航空会社の香港エクスプレス航空は22日、香港と長崎を結ぶ直行便が2019年1月19日に就航させると発表した。火曜・木曜・土曜日の週3便の運航。就航を記念して、10月22日から11月4日まで、19年1月19日から3月30日の便を対象に、往復の最低運賃を6500円とするセールを実施する。

香港人は2017年実績で3.3人に1人が日本を1回訪れるなど、日本旅行の人気が世界で最も高い地域。2位は5.2人に1人の台湾。(翻訳・編集/如月隼人

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