2018年10月22日、環球時報（電子版）によると、美容整形手術が盛んな韓国で、女性たちの間に「過剰な外見重視」を拒む声が広がっている。

英紙デイリー・メールによると、韓国の民間団体「美しさに抵抗する者」は20日、インターネットのSNS（交流サイト）で、韓国の男性優位社会が「女性にとって巨大な圧力になっている」と批判する声明を発表した。韓国では「女性は美しければ美しいほど、仕事や結婚で成功する」と信じられているという。

韓国の若い女性たちは、一貫して「見た目が美しいことへの巨大なストレス」にさらされており、女性全体の3分の1は美容整形手術を受けているとみられる。最近では、テレビのニュース番組の女性キャスターが眼鏡をかけただけで、「前例がない」と波紋を呼ぶ事態となった。「韓国社会が女性の見た目に過剰な要求を強いる現状を反映している」と記事は指摘する。

また、ある女性はネット上に「私は美しくない」とする動画を投稿。女性問題の専門家は「外見ばかり重視する社会に、女性たちが反旗を翻し始めた」と分析しているという。（編集・翻訳/大宮）