カンボジア「独立の父」シアヌーク前国王、89年の波乱の生涯閉じる―北京市

Record China    2012年10月15日(月) 9時25分

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15日、中国・北京市に滞在していた、カンボジアのシアヌーク前国王が死去した。89歳だった。写真はシアヌーク前国王。

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2012年10月15日、中国・北京市に滞在していた、カンボジアのシアヌーク前国王が死去した。89歳だった。新華社通信が伝えた。

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シアヌーク前国王は1941年国王に即位。ベトナムやフランスなどの留学経験がある。1952年からは仏からの独立に力を注ぎ、そして1953年11月9日にフランスからの完全独立を果たした。シアヌーク前国王は「独立の父」や「国父」と呼ばれ、国民から慕われていた。

国王在任中にベトナム軍の侵攻や親米派のクーデターなどで国を追われ北京に亡命したこともある。2004年には、健康上の問題を理由に息子に王位を譲り、北京市で療養生活を送っていた。シアヌーク前国王は中国との友好にも尽力し、度々訪中していた。また、中国とカンボジアの友好を謳った楽曲も自ら創作し、中国の災害地区に幾度となく寄付を行った。(翻訳・編集/内山)

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