ノーベル文学賞の莫言氏、賞金の使途は「大きなマンション購入」、高騰し過ぎて実現不能―中国

Record China    2012年10月13日(土) 18時47分

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12日、ノーベル文学賞を受賞した莫言氏は賞金の使途について、北京で大きなマンションを購入する予定だと答えた。しかし、高騰し過ぎているため、大きなマンション購入は難しいと指摘されたという。写真は中国各地で飛ぶように売れている同氏の著書。

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2012年10月12日、新民晩報(電子版)によると、中国人作家として初めてノーベル文学賞を受賞した莫言(モー・イエン)氏は賞金800万スウェーデンクローナ(約750万元=約9300万円)の使途について質問を受け、北京で大きなマンションを購入する予定だと答えた。しかし、高騰し過ぎているため、大きなマンション購入は難しいと指摘されたという。

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賞金の使途について、新華社通信の記者から質問を受けた莫氏は「北京で大きなマンションを購入しようと考えている。しかし、北京では1平方メートル当たり5万元(約62万円)するため、750万元といえども(税金その他を考慮すると)120平方メートル程度の広さのマンションしか購入できないと指摘された」と苦笑した。

あるネットユーザーは「莫氏の作品は魔術的リアリズムの影響を受けていると言われているが、マンションの購入は現実の影響を受けざるを得ない」と評している。(翻訳・編集/HA)

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