日中の政財界人ら200人が「友好促進」を祈念=「人民日報海外版日本月刊」創刊1周年で交流会―東京

Record China    2012年10月12日(金) 14時2分

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11日、中国「人民日報海外版」の日本語月刊誌「人民日報海外版日本月刊」の創刊1周年を記念する交流会が東京・港区で開催された。加藤紘一・日中友好協会会長、江田五月・日中友好会館会長ら政財界文化人約200人が出席した。写真はあいさつする加藤会長ら。

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2012年10月11日、中国「人民日報海外版」の日本語月刊誌「人民日報海外版日本月刊」の創刊1周年を記念する交流会が東京・港区で開催された。加藤紘一・日中友好協会会長(元自民党幹事長)、江田五月・日中友好会館会長(前参院議長)、世界的プリマバレリーナの森下洋子氏ら日本と中国の政財界文化人約200人が出席した。

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人民日報社の張徳修・編集委員から祝電が読み上げられた後、駐日中国大使館の楊宙・広報担当参事官が「中国と日本の国民の相互理解と友好促進のためには、相互のコミュニケーションが大切であり、この月刊誌の果たす役割は大きい。現在日中間は、厳しい状況下にあるが、友好関係が元に戻るよう望んでいる」とあいさつした。

加藤紘一会長は「私は若いころ、外務省の中国課に在籍しており、人民日報を毎日読んでいた。中国の庶民がどんな思いで生活しているのか、この日本語版でもっと取り上げられれば両国民のさらなる相互理解につながる」と語り、この月刊誌が日中国民の架け橋になるとの期待を示した。このほか、近藤昭一・日中友好議員連盟事務局長(衆院議員)ら国会議員も日中友好にかける熱い思いを披歴した。

「人民日報海外版日本月刊」の蒋豊・編集長は「皆様のご協力で1周年を迎えることができた。中国経済社会の理解に役立ち、日本企業などの事業発展の手掛かりとなるようさらに努めたい」と謝意を述べた。

この日本語月刊誌は「海外版」「人民日報海外版」のニュース・情報を抜粋した日本語翻訳記事を中心に、カラー写真や漫画を多用。日本の読者が理解しやすいよう編集されている。日本の政財界、文化・学術リーダーへのインタビューなども掲載。これまでに、安倍普三元首相、海部俊樹元首相、田中真紀子衆院議員、大橋洋治全日空会長、川合正雄日本通運社長、宮原耕治日本郵船会長ら多くの政財界トップがインタビューに応じている。(取材・編集/SK)

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