中ロ国境の湖で密漁……高速漁船を駆る中国人漁民と国境警備隊の追いかけっこ―ロシア

Record China    2012年10月11日(木) 12時8分

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9日、ロシア極東国境警察は、中ロ国境のハンカ湖で密漁していた中国人漁民4人を逮捕した。中国人漁民はエンジンを4基搭載した高速漁船まで用意して密漁しているという。写真はハンカ湖の漁船。

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2012年10月9日、ロシア極東国境警察は、中ロ国境のハンカ湖で密漁していた中国人漁民4人を逮捕した。10日、フェニックステレビが伝えた。

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ハンカ湖(中国名は興凱湖)は大部分がロシア領となっている中ロ国境の湖。9日午前、ロシア国境警察は4人を逮捕。漁網40張を押収した。ハンカ湖では中国人漁民の密漁が横行している。国境警察は最高時速70キロの高速艇を使っているが、中国漁船はエンジンを4基搭載した高速船で逃げ延びるケースが多い。

中国人漁民は単に密漁するだけではなく、網に電流を流す漁も行っている。このため、取り切れずに死んだ魚が水面に浮かび、水質悪化の原因になっている。またこうした漁の影響で中国側の魚は個体数が減少。漁獲数を管理しているロシアの資源を狙って中国人漁民がさらに密漁を繰り返すという悪循環も生まれている。(翻訳・編集/KT)

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