2012年10月9日、RFI中国語版は記事「中国の官僚、パリ空港の面倒な入国手続きに悩む」を掲載した。

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中国の外交官がフランスの空港で指紋採取、顔写真撮影を求められる問題が波紋を呼んでいる。フランスに派遣される場合には外交官特権がありそうした問題はないが、アフリカ駐在の外交官がパリ経由で中国に帰国する場合に指紋採取などが求められるという。

8日付AFP通信の報道によると、フランス人の中国ビザ申請が明らかに厳格化されている。北京を訪問した、Helene Conway Mouret在外フランス人事務担当代表はパリ空港での手続きに対する「反撃」との認識を示した。

同代表は出入国手続き緩和に向けて、フランス以外のシェンゲン協定加盟国に働きかけることを約束。中国側の意向を満足させる方向に動くと約束しつつも、同時にフランスにも同様のリターンが必要だとの認識を示している。（翻訳・編集/KT）