Record China 2012年10月9日(火) 19時21分
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9日、中国の北京野生動物園で、「訓練でいつでも羽を広げられるようになった」と宣伝されていた孔雀が、実は電動で無理やり広げさせられていただけだと分かった。
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2012年10月9日、中国の北京野生動物園で、「訓練でいつでも羽を広げられるようになった」と宣伝されていた孔雀が、実は電動で無理やり広げさせられていただけだと分かった。北京晩報が伝えた。
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動物園に行っても孔雀が羽を広げる場面はなかなかお目にかかれないものだが、同園では、この孔雀を「いつでも羽を広げられるように訓練した」と大々的に宣伝し、観光客に有料の記念撮影サービスを行っていた。
だが、注意してみると孔雀は首から上しか自由に動かせないようで、羽によく似た物体が体に刺さっているようにも見える。まるで何かで固定されているかのような不自然さに、観光客の1人が同紙に通報した。
記者が疑惑をぶつけると、同園の広報責任者は「電動で開くようになっている偽物の羽を本物の羽に骨として装着している」とあっさり認めた。ただ、「体に突き刺しているわけではない」と否定したほか、「決まった時間に散歩や食事をさせている。虐待にはあたらない」と反論した。
孔雀の記念撮影サービスは同園が外部の業者に委託しているもので、4年ほど続いているという。今後は「訓練の成果ではないことを係員にきちんと説明させる」としている。(翻訳・編集/NN)
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