高齢化問題に直面しているのは日本だけではない。米国のジャーナリストでスタンフォード大学長寿研究センターの訪問学者テッド・C.フィッシュマン氏は、北京で「Shock of Gray」というテーマの講座を行い、「高齢化の議論は、高齢者をめぐる議論というだけでなく、全世界、全社会が向かい合うべき問題でもある」との見方を示した。フィッシュマン氏は、米国や日本、スペイン、中国の数都市に足を運び、企業の従業員や雇用主、経済学者、当局者、医療スタッフ、一般人など100人ほどに取材し、こうした人々の生き生きとした物語を「Shock of Gray」という本にまとめた。
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