Record China 2012年10月9日(火) 15時29分
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7日、映画「太極」シリーズを監督した俳優スティーブン・フォンが、米大手エージェンシーと所属契約を交わし海外進出に乗り出すことになった。写真はアンジェラベイビー(左)とスティーブン・フォン(右)。
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2012年10月7日、映画「太極」シリーズを監督した俳優スティーブン・フォン(馮徳倫)が、米大手エージェンシーと所属契約を交わし海外進出に乗り出すことになった。文匯報が伝えた。
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スティーブン・フォンがメガホンを執った「太極」シリーズは、第1部の「太極1従零開始」が9月27日に封切られた。10月はじめの長期連休に投入されたものだが、興行収入はすでに1億元(約12億5000万円)を突破。同時期公開作では人気トップを独走している。
ゲーム感覚のカンフーアクション映画という新たなジャンルを打ち立てた「太極」シリーズ。今夏には第69回ヴェネチア国際映画祭、第37回トロント国際映画祭でも上映されて好評だった。これに目をつけたのが、ハリウッドの5大エージェンシーの一つ、Paradigm Agency(パラダイム・エージェンシー)。アカデミー賞俳優エイドリアン・ブロディらを抱える同事務所が、スティーブンと契約を交わしたことが明らかに。彼の頭の中にある次回作の構想が、海外で実現される可能性が高くなっている。
「1億元監督」の仲間入りを果たしたスティーブンだが、映画人気を支えた大きな要因にアンジェラベイビー(楊穎)を挙げている。アクション経験のない彼女が、半年間のトレーニングを経てカンフーの達人に変身したことで、その頑張りを絶賛していた。(翻訳・編集/Mathilda)
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