2018年10月11日、脱税騒動が話題の女優ファン・ビンビン（范冰冰）の婚約者で俳優リー・チェン（李晨）が売ったとされる古民家の様子が、ネット上で拡散されて話題になっている。捜狐が伝えた。

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「X-MEN：フューチャー＆パスト」など、ハリウッド映画にも出演する国際派女優のファン・ビンビンに、二重契約書を使った脱税疑惑が持ち上がったのは今年5月末のこと。それ以来、ファン・ビンビンが行方不明になったことで世界中から注目されたこの騒動だが、中国の税務当局が今月3日に調査結果を公表。ファン・ビンビンに対し、8億8400万元（約147億円）の罰金と追徴課税金の納付を命じている。

今年年末の納付期限に向けて、婚約者で俳優のリー・チェンも、北京市内に所有する四合院（伝統的な住居）を売却して2億元（約33億円）を用立てたと言われている。このほどネット上に、リー・チェンがかつてバラエティー番組でこの四合院を紹介した時の動画が登場し、話題になっている。

この四合院は北京市内の二環路内に位置し、リー・チェン自身が育った家との情報もある。四合院の平均的な敷地面積は400平米、建物は200平米とされるが、この四合院の立地や建物の状態、広さなどから見て、9億元（約146億円）ほどの価値があるとみられている。なお昨年、北京市内で売買された四合院の最高価格は12億元（約195億円）だった。

ファン・ビンビンとリー・チェンは14年の時代劇ドラマ「武則天-The Empress-」での共演をきっかけに交際に発展。15年5月に恋人関係を公表し、昨年9月に婚約を発表していた。（翻訳・編集/Mathilda）