2012年10月3日、中関村在線は記事「李彦宏：モバイルインターネットのビジネスモデルを探し当てることが重要だ」を掲載した。

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中国検索サイト最大手・百度の創業者である李彦宏（リー・イェンホン）氏は次のように発言した。「私たちにとってモバイルインターネットに適したビジネスモデルを探し当てることが極めて重要である。ユーザーがモバイルインターネットを愛していることはわかっています。彼らのニーズを満たす必要があります」

今やグーグルを圧倒し、中国検索市場で圧倒的なシェアを築いた百度だが、李氏はモバイルインターネットにおける安定した利益分野は見つけられていないと率直に認めた。

2011年のモバイル広告事業の売り上げは24億元（約306億円）と前年比で倍増している。しかし研究開発費の25％を投じている総収入に占める比率はいまだ10％にとどまっている。李氏もモバイルインターネットがいつ主要な収入源になるかはわからないと認めつつも、焦ってはいないと話している。

先日、あるメディアは百度がモバイルインターネットの戦略配置を急いでいると報じた。新浪網と共同でクラウドデータサービスを開始するほか、今月初頭にはアンドロイドOS向けのブラウザも発表している。（翻訳・編集/KT）