2018年10月8日、シカゴ・マラソンで男子の日本新記録（2時間5分50秒）を出した大迫傑について、新浪体育は「東京五輪での優勝を宣言」と題する記事を掲載した。

記事はまず、設楽悠太が2月に出した日本新記録（2時間6分11秒）を大幅に超えるタイムで大迫がシカゴ・マラソン3位になったことを紹介。「2時間6分の壁を破ったことは日本マラソン界を興奮させた」とし、日本実業団陸上競技連合から報奨金1億円が贈呈されることを伝えた。

記事は続けて、「大迫は今大会で強風など過酷な環境を克服」と述べ、男子マラソン五輪強化コーチの坂口泰氏から「日本選手らしからぬ強い適応能力」との指摘があったと説明。「事実、大迫が驚異の成績を出せたのは米国で世界一流の選手とトレーニングを受けたことと直接関係がある。大迫はつま先で着地する、日本人には困難と言われるフォアフット走法を練習」とし、大迫が東京五輪での優勝を目標としていること、シカゴで日本選手の実力を見せつけたものの3位という結果にさらなるレベルアップを誓ったことなどを紹介した。

大迫の日本新記録には中国のネットユーザーも反応を示しており、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）などには「大迫は本当に速い！」「中国ではいつになったらこんな成績が期待できるのだろう」「アジア人の誇り」などのコメントが見られた。（翻訳・編集/野谷）