2012年9月20日、環球時報（電子版）によると、米国のあるビジネス雑誌は19日、中国の中秋節・国慶節に伴う超大型連休期間は、ハワイの小売業にとって稼ぎ時だとする記事を掲載した。

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10年に1度といわれる中国の今年の大型連休。中国人にもっとも人気のある米国の旅行地はハワイで、ニューヨーク、ラスベガス、西海岸がそれに続く。ハワイ観光局によれば、中国人観光客は他国からの観光客に比べて消費活動が活発で、1人当たり1日396ドルを使うという。また彼らはハワイを中継地ではなく最終目的地としており、滞在時間も長い。

今回の中国の大型連休で最大の受益者は、ハワイの高級品を扱う小売業だ。ある調査によれば、富裕層観光客は1人当たり1日2500ドルほどの買い物をするという。それでも一部の高級品は中国国内で買うより30〜40％ほど安いため、飛行機代が浮く計算になる。

ハワイの小売業にとっては、中国語を話せる店員がいること、クレジットカードが使えること、友好的な接客態度の3点がこの商機に成功できるかどうかのポイントとなる。（翻訳・編集/YM）