香港を本土富豪の庭園にはさせない!土地開発は香港の人のため―香港発展局局長

Record China    2012年9月25日(火) 6時8分

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22日、中国・香港特別行政区発展局の陳茂波局長は、同行政区の「新界東北新発展区」は香港の人たちのために開発された住宅地区であると述べ、特別行政区政府は香港を本土の富豪の庭園にはさせないと発表した。写真は香港。

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2012年9月22日、中国・香港特別行政区発展局の陳茂波(チェン・マオボー)局長は、同行政区の新界東北新発展区について「ここは香港の人たちのために開発された住宅地区である。政府は香港を本土の富豪の庭園にはさせない」と発表した。新華社通信が伝えた。

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近年中国本土の富豪による香港の不動産購入が増加しており、不動産価格の高騰にも大きな影響を与えている。「新界東北新発展区」も本土富豪向けの開発とうわさされていたが、陳局長はきっぱりと否定した。

陳局長によると香港の住宅は深刻な供給不足状態で、同発展区の開発は香港の人たちの住宅需要の改善と、開発による雇用創出を目的としている。そのため本土富豪の庭園にはならないと語った。

このほか陳局長によると、同発展区は貴重な土地資源で、150ヘクタールの住宅用地を提供することができる。当然開発により立ち退きを余儀なくされる人たちが出てくるが、立ち退きの賠償や農家が新たに農地を見つけられるように支援して行くという。(翻訳・編集/内山)

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