「笑顔」と「高級時計」が命取り、「人肉捜索」で解任された官僚―陝西省

Record China    2012年9月24日(月) 7時4分

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22日、シンガポール華字紙・聯合早報は、ネットユーザーから「時計アニキ」と揶揄された陝西省安全生産監督管理局の楊達才局長が解任されたと報じた。写真は事故現場の笑顔、人肉捜索されたもの。

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2012年9月22日、シンガポール華字紙・聯合早報は、ネットユーザーから「時計アニキ」と揶揄された陝西省安全生産監督管理局の楊達才(ヤン・ダーツァイ)局長が解任されたと報じた。

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楊局長の転落のきっかけとなったのは1枚の写真。8月26日に延安市で起きた寝台バスとタンクローリーの事故現場を視察した際、笑顔を浮かべている姿が撮影され、ネットで広まった。不謹慎だとネットユーザーの怒りを買い、「人肉捜索」(ネットユーザーの協力により個人情報を暴くこと)が始まった。

その結果、公務員の給料では決して買えないような高級時計をいくつも持っていることが判明。「時計アニキ」という不名誉なあだ名がつけられてしまった。楊局長は新聞のインタビューを通じて弁明したが、時すでに遅し。

21日に中国共産党陝西省紀律委員会は「笑顔」および「高級時計」の問題で調査を開始したことを発表。同時に陝西省第12期紀律委員会委員、省安全生産監督管理局党組織書記、局長からの解任を発表した。(翻訳・編集/KT)

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