Record China 2018年9月29日(土) 6時10分
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28日、環球時報は、マレーシアのマハティール首相が米中貿易戦争に言及し、トランプ大統領に対して批判的な発言をしたと報じた。写真はマハティール首相。
2018年9月28日、環球時報は、マレーシアのマハティール首相が26日に米ニューヨークで行われた外交問題評議会のイベントに参加した際、「トランプ大統領の外交方式はこれまでの米国の取り組みを損ねる」と述べたことを紹介。同首相が「世界2大経済体制における貿易紛争では、歴史は中国の側に立つ」との見方を示したと伝えた。
マレーシア紙ザ・スターは27日付の記事で、同イベントで「トランプ大統領をどのように見るか」と問われたマハティール首相が「どのように評価すればよいのか分からない。彼は数時間のうちに意見を変える。…一貫性のない人物と付き合うのは大きな問題だ」と答えたと伝えた。
米ブルームバーグは、マハティール首相はトランプ大統領の対中政策に同意しないと報じたという。それによると、同首相は「中国は何千年もの歴史があり、中国と共生することを学ばなければならない」とし、「30年前、中国は貧しい国だったが、生き残った。また誰かが中国を貧しくしたとしても、中国は再起するだろう」と見ているという。
また、トランプ大統領のアジア政策が「賢明」であるか、そして、マレーシアにとって有益であるかについての問いに対しては、「トランプ大統領はアジアに対する理解が深くないため、彼の決定は現実または事実に基づいていない。いかにして米国をもう一度偉大なものにするかしか考えていない、というのが私の印象だ」と答えたという。(翻訳・編集/南部)
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