Record China 2012年9月21日(金) 17時52分
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19日、日本と中国が尖閣諸島をめぐって大規模な軍事衝突となった場合、中国空軍は米国の全面介入により大損害を被ることになると、ロシアメディアが報じている。写真は10年11月、珠海航空ショーでアクロバット飛行を披露した中国の国産戦闘機「J10」。
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2012年9月19日、日本と中国が尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐって大規模な軍事衝突となった場合、中国空軍は米国の全面介入により大損害を被ることになると、ロシアのニュースサイト「ブズグリャド」が複数の専門家の意見として報じている。20日付で新華社通信(電子版)が伝えた。以下はその概要。
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日中の海軍力について、中国はある程度の脅威を日本に与えられる潜水艦を所有してはいるものの、海上自衛隊は一貫して対潜能力の向上に力を入れており、米軍事専門家が「米国より優れている」と評価するほど。中国の海軍力は数・質・経験・戦術のいずれをとっても、日本にはかなわない。
日中が開戦すれば、中国空軍は尖閣諸島(釣魚島)を奪い取るために戦闘機400〜500機、ディーゼル・エレクトリック潜水艦を少なくとも20隻、原子力潜水艦を1〜3隻送り込むことになると予想される。大量のミサイル艦、ミサイル駆逐艦も動員するかもしれない。これに対し、日本の戦闘能力は中国の3分の1程度しかない、という意見も。数だけみれば、自衛隊員の数は人民解放軍の10分の1程度だ。
だが、別の専門家は「日本は兵器の質も個人の戦闘能力も中国より高い」と指摘する。これらの意見を総合すると、日中の戦闘能力に大差はないともいえるが、日本にはなんといっても盟友・米国という力強い存在が控えている。日米安全保障条約によると、日本に対する侵略行為があった場合、米国は関与する義務がある。
米軍が参戦すれば、中国は1〜2週間で重大な損害を被ることになるだろう。中国対日米という図式になれば、中国に勝ち目はない。そのため、中国は軍事衝突を避け、経済制裁で日本に対抗することになるのではないだろうか。(翻訳・編集/NN)
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