2012年9月19日、イランでサッカーのU-16アジア選手権が21日から開催されるが、中国サッカー関係者は大会前から「このチームでは勝てない」と嘆いている。成都商報が伝えた。

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U-16アジア選手権は来年のU-17W杯出場権をかけた大事な大会。中国サッカー協会はフランスのサッカークラブ・FCメスにコーチを派遣してもらい、準備に取り組んできた。昨年、四川省成都市で選手選抜を兼ねた全国大会を開催している。

ところが五輪出場選手の選抜ではないため、各地方は不参加が相次いだ。年齢的に主力となる1996年生まれの選手はたった51人しかいなかったという。数万人の候補から20人のメンバーを選んでいる日本や韓国と比べ、51人から選んでいる中国では太刀打ちできないと関係者は嘆いた。

中国では年齢詐称を防ぐため、骨年齢検査を実施している。これにより1997年生まれと申告していた選手のうち20人が1996年生まれと判定された。これでも候補はまだ70人で有力選手を選び切れなかった。そこで1997年生まれからも選手を補充するはめになったという。（翻訳・編集/KT）