Record China 2012年9月19日(水) 14時58分
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14日、航空路線拡大に伴い、韓国の航空会社が中国の航空会社で働いている韓国人を大量に引き抜き、中国企業の不満が高まっている。資料写真。
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2012年9月14日、韓国紙・中央日報(電子版)によると、中国との航空路線拡大に伴い、韓国の航空会社が中国の航空会社で働いている韓国人を大量に引き抜き、中国エアライン各社の不満が高まっている。15日付で環球時報が伝えた。
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中国人観光客の増加に伴い、大韓航空、アシアナ航空、済州航空など、韓国の航空会社では職員の採用を大幅に増加させているが、採用したキャビンアテンダント経験者のうち、70%が中国の航空会社の出身だ。中国の航空会社で勤務経験を持つ韓国人キャビンアテンダントは、韓国語と中国語が話せるだけでなく、中国人観光客を十分理解しており、韓国の航空会社に歓迎されている。
中国との21都市30路線を運航しているアシアナ航空では、今年採用したキャビンアテンダントのうち、10%が経験者だった。済州航空は今年、9人のキャビンアテンダント経験者を採用している。
韓国の航空会社関係者は「中国人観光客の増加に伴い、韓国と中国を結ぶ路線の重要性が高まっており、中国での勤務経験をもつ職員の採用を強化している。キャビンアテンダントだけでなく、その他の職種についても中国語のレベルが採用の重要なポイントになってきている」と話した。
一方、韓国人の航空会社経験者にとっても、自国企業で勤務する方が好ましく、待遇面でも韓国企業の方が良いとなれば、韓国企業へ転職する人数は当然増加する。こうした状況を受け、中国の航空会社関係者は「お金をかけて育てた韓国人キャビンアテンダントが韓国企業に奪われている。中国企業の損失は小さくない」と不満を漏らしている。(翻訳・編集/HA)
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