Record China 2018年9月25日(火) 12時30分
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24日、観察者網によると、中国を侮辱する内容の番組を放送したとして非難を浴びたスウェーデンのテレビ局が「謝罪声明」を発表したが、中国大使館が声明の受け入れを拒む姿勢を見せた。資料写真。
2018年9月24日、観察者網によると、中国を侮辱する内容の番組を放送したとして非難を浴びたスウェーデンのテレビ局が「謝罪声明」を発表したが、中国大使館が声明の受け入れを拒む姿勢を見せた。
スウェーデンの公共テレビ局、スウェーデン・テレビ(SVT)が21日夜(現地時間)に放送したコメディーショーで、キャスターが先日、同国内で警察官とトラブルになり物議を醸した中国人観光客の口まねをしたほか、中国人に対する「注意」として「歴史的建物の周囲で大便をしてはいけない」などと発言するシーンがあった。
これに対し、スウェーデンにある中国大使館は22日、SVTに対して謝罪を求める抗議声明を発表した。SVTは24日、公式サイト上に番組チーフディレクターの名前による声明を出したが、これについて観察者網は「番組が表現しようとした内容に至らぬ点があったことは認めたものの、人種差別との指摘や非難に対してはなおも言い逃れをして、謝罪しなかった」と伝えている。
中国大使館は25日朝、改めて今回の件についてSNS上で声明を発表。「STVの番組責任者が24日に出した声明を注視したが、その言論は番組中における人種差別的言動についての言及を故意に回避し、詭弁を弄して責任逃れをしようとしている。このような『謝罪』は決して受け入れない。われわれは改めてSVTの番組スタッフに深い反省と、即時の誠意ある謝罪を求める」とした。
中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官も24日にSNS上で「完全にメディアとしての職業道徳に乖離(かいり)しており、強く非難する」としてすでに同部としてもスウェーデン側に抗議を行ったことを明かした。直ちに悪影響を排除する措置を取ることを求めるともに、中国政府としてさらなる措置を取る権利を留保するとの姿勢を示している。(翻訳・編集/川尻)
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