2018年9月22日、鳳凰網は、効率的な日本の駐車場は中国が学ぶに値するとする記事を掲載した。

記事は、中国の経済発展に伴い庶民の生活が豊かになり、自家用車の保有も普遍的になったものの、渋滞や駐車場不足が問題になってきていると指摘。特に駐車場問題については、日本から多くの点を学べるとした。

記事は、「日本には小規模な立体駐車場が非常に多い」と紹介。「単純な地面の駐車場では駐車できる台数に限りがあるが、立体駐車場にすることで少なくとも駐車台数を2倍にすることができる。これにより、効率的に駐車台数を増やせるほか、地面の資源節約にもなり、一挙両得だ。一方、中国国内にはこの種の立体駐車場は非常に少ない」と指摘した。

また、「日本には独特の斜めに交差する駐車場がある」と紹介。駐車スペースを45度の角度で並べることで、駐車効率が高くなるほか、駐車の難易度も低くなり、運転技術が高くないドライバーにとってこの種の駐車場はとても良いと伝えた。

さらに、「日本には垂直循環式の駐車場もある」と紹介。「自動車を出す時には観覧車のように回転して自分のところにやってくるもので、簡単な駐車場のビルのようなものだ。空間を十分に利用している」と称賛した。

記事は最後に「日本のこれらの駐車場を中国国内で運用すれば、多くの地区で駐車場不足の問題が解消されると思う。駐車場が十分にあれば違法駐車するリスクを冒す人はいなくなり、非文明的な現象が改善されるはずだ」と結んだ。（翻訳・編集/山中）