タイ警察が中国人犯罪集団2グループ摘発=中国人相手の賭博サイト、中国人を狙う詐欺

Record China    2018年9月22日(土) 6時10分

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タイ警察が中国人による犯罪組織2グループを摘発し、計20人を逮捕した。写真は犯行が行われていたタイ中部のパタヤ特別市。同市は首都・バンコク市に近い高級リゾート地。

中国メディアの中国新聞社は20日、タイでの報道を引用して、タイ警察が中国人による犯罪組織2グループを摘発し、計20人を逮捕したと報じた。グループはそれぞれ、中国国内にいる中国人を相手にした賭博サイトの開設や中国人を狙う詐欺を行っていた。

タイ中部のチョンブリー県で、警察が記者会見を開いて発表した。県内にあるパタヤ特別市で犯罪組織2グループを摘発し、中国籍の容疑者20人を逮捕した。

容疑者6人のグループは、中国国内にいる中国人を対象にサッカー賭博やその他の賭博を主宰していた。スカイプのテレビ電話機能を用いて「客」と通信し、1日あたり50万元(約820万円)の金を集めていた。運営者の月収は25万元(約410万円)程度で、その他のメンバーには月額4万6000バーツ(約16万円)程度を支払っていたという。

もうひとつのグループには中国人14人で構成されていた。SNSを通じて中国人と連絡を取り、黄金、株式、石油、外貨両替などへの投資で大きな収益を得られると持ち掛けて騙していた。被害者が投資すると最初は高利回りが出たとして収益を与え、回数が進んで大金を投じるようになると、アカウントを閉鎖して連絡を絶っていた。同グループでは容疑者1人が逃走中という。(翻訳・編集/如月隼人

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