重慶市の王立軍（ワン・リージュン）前公安局長はこのほど、国を裏切った罪や収賄など4つの罪で起訴された。王立軍は重慶市の薄熙来（ボー・シーライ）前党委書記の腹心で、薄熙来の妻・谷開来（グー・カイライ）の英国執事殺人での証拠隠滅や巨額の収賄で死刑の可能性も高いといわれている。

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2012年9月9日、中国のネットユーザーは「王立軍はかつて悪を成敗してきた英雄と称えられ、腐敗した官僚を監獄に送っていた。しかし今では自身が犯罪者となり牢獄に入っている。党は彼に多くの勲章を与え、国民の模範だと声高らかに叫んでいた。しかしそんな彼を犯罪者にしたのはほかでもなく党である。国民の血税を使い犯罪者を育てたのだ！国民へ謝罪が必要なのではないか？」と王立軍の不祥事は国が招いたとの意見を発表した。（翻訳・編集/内山）