ドロクバ選手の人気が沸騰、その陰で「子どもがサッカーさせてもらえない」現実も―中国

Record China    2012年9月11日(火) 8時26分

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7日、ニューヨーク・タイムズは上海申花に移籍したディディエ・ドログバの中国リーグにおける活躍と中国サッカーの現状について報じた。写真は浙江省舟山市の浜辺でサッカーをする男性。

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2012年9月7日、重慶晨報によると、ニューヨーク・タイムズは上海申花に移籍したディディエ・ドログバの中国スーパーリーグにおける活躍と中国サッカーの現状について報じた。

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数々の栄誉を手にした名ストライカー、ドログバの活躍により、上海申花の試合は観客数が1万人も増加。チームの競争力だけでなく、リーグ全体のレベルも上がったと記事は指摘しているが、ドログバの獲得については「リーグがメンツを上げるためだけのこと」だという見方も中国国内にあるという。

記事はさらに、サッカー賭博や八百長といった闇サッカー問題を紹介し、その闇の前では「ドログバは小さなアリのような存在でしかない」と指摘している。

また、記事を執筆したライターは中国サッカーの現場や学校、クラブチームを取材。「中国にはサッカーをするのが好きな人は少なくないが、現在置かれている教育の状況ではサッカーをする機会はあまり多くない」とし、ごく一部の子どもが才能を認められて専門的なサッカー教育を施されているものの、大多数の子どもは学業の妨げになるとの理由からスポーツをする機会が与えられていないと指摘した。(翻訳・編集/岡田)

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