<レコチャ広場>繁栄に酔いしれる中国に戒めの言葉=リー首相の警告に耳を傾けよ―中国

Record China    2012年9月9日(日) 16時14分

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7日、深セン大学国際経済法律・政策研究所の葉興平教授はブログ記事「リー・シェンロンの中国人に対する警告は重視に値する」を掲載した。写真は10年9月、上海万博シンガポール館を訪問したリー首相。

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2012年9月7日、深セン大学国際経済法律・政策研究所の葉興平(イエ・シンピン)教授はブログ記事「リー・シェンロンの中国人に対する警告は重視に値する」を掲載した。

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7日、ニューヨーク・タイムズ中国語版に記事「リー・シェンロン・シンガポール首相が警告、中国よ、米国を軽視するな」が掲載された。6日に中国共産党中央党校でリー・シェンロン首相が行った講演を紹介する内容だ。

リー首相は米国を衰退しつつある大国と見なすべきではなく、米国の復活する能力、自らを再構成する力を過小評価してはならない、米国を革新能力とよみがえる力に満ちた国と評価するべきだと提言している。

なぜリー首相は今、このタイミングでこの提言をしたのだろうか。この半年というもの、中国は南シナ海問題で強硬な態度を貫いてきた。中国国民は留飲を下げたが、シンガポールをはじめとするASEAN諸国では異なった印象でとらえられただろう。リー首相の講演は「アジアの国は米国ではなく、中国を恐れている」とのメッセージを伝えている。

また、この警告がわれわれ中国人からではなく、なぜ外国の政治家から発せられたのかも考えるべきだろう。中国にも同じ事を考えている人はいただろうし、発言していた人もいたが注目を集めることはなかった。一部の中国人は中国の台頭の成功に酔いしれ、他国の進歩を直視することはなかった。リー首相がASEANの立場を代表しているとはいえ、中国人はこの箴言(しんげん)に耳を傾けるべきだろう。(翻訳・編集/KT)

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