<国際競争力ランキング>中国が7年ぶり下降で29位、日本は10位―世界経済フォーラム

Record China    2012年9月6日(木) 12時1分

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5日、世界経済フォーラム(WEF)が、「2012年版 国際競争力ランキング」を発表した。中国はこの数年にわたり安定的に順位を上げていたものの、今年は3つ下げて29位となった。写真は世界有数の競争力を持つ中国2位の金融都市・上海。

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2012年9月5日、スイス・ジュネーブに本部を置く世界経済フォーラム(WEF)が、「2012年版 国際競争力ランキング」を発表した。中国はこの数年にわたり安定的に順位を上げていたものの、今年は3つ下げて29位となった。中国中央人民政府の公式サイトで明らかになった。

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調査は144カ国・地域を対象に、現地のインフラ整備状況、マクロ経済環境、ビジネス環境、教育水準など12項目における評価から算定する。今年の1位はスイス(4年連続)、2位はシンガポール、3位はフィンランドで、日本は1つ下げて10位。中国は2005年以来、初めて順位を下げたものの、新興五カ国(BRICS)では最上位。BRICSではブラジルが48位、南アフリカ共和国が52位、インドが59位、ロシアが67位だった。

全体的な傾向としては、2008年の世界的金融危機以降、スイスと北欧諸国が優勢であることは変わらない。代わって、スペインやイタリア、ギリシャ、ポルトガルなどの南欧諸国は失業問題などの影響で停滞を続けている。

その他アジア諸国の順位は、香港が9位、台湾が13位、韓国が19位だった。(翻訳・編集/愛玉)

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