検索大手「百度」と新規参入の「奇虎360」がバトル、市場は大混戦に―中国

Record China    2012年9月6日(木) 6時11分

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8月31日、中国のセキュリティソフト大手「奇虎360科技」が新たに検索サービスを始め、検索最大手の「百度(Baidu)」と熾烈なシェア争いを展開している。

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2012年8月31日、中国のセキュリティソフト大手「奇虎360科技」が新たに検索サービスを始め、検索最大手の「百度(Baidu)」と熾烈なシェア争いを展開している。新浪科技が伝えた。

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奇虎360が検索サービスを開始してから数週間。ローエンドユーザーを中心にシェアを急拡大させており、市場の80%近くを占める最大手の百度も軽視できない状況となっている。5億人を超えるネットユーザーを擁する中国。大手インターネット調査会社「易観国際」の統計によると、今年第2四半期の検索エンジンの広告収入は10億ドル(約783億円)を超えている。

セキュリティソフト最大手として多くの既存ユーザーを抱える奇虎360は今年8月、検索サービス市場への新規参入を果たした。だが、検索結果内には地図、音楽、画像を含めた百度のページもかなり表示される。百度側はそこからアクセスしても百度のスタートページにしかつながらないという措置で対抗している。

2年前にグーグルが中国本土を撤退したことにより勢いを増していた百度だが、思わぬライバルの出現に早速、自己防衛策を講じた形。一方、奇虎360側は「我々は何も悪いことはしていない。我が社が参入する前の検索エンジンのサービス水準は百度によって低く抑えられていた」と全面対決の構えを見せている。(翻訳・編集/NN)

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