Record China 2019年1月30日(水) 12時40分
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29日、環球網は、アップルのスマートフォンやパソコンで利用できるビデオ通話機能Face Timeに重大な「盗聴バグ」が見つかったと報じた。写真は中国杭州のアップルストア。
2019年1月29日、環球網は、アップルのスマートフォンやパソコンで利用できるビデオ通話機能Face Time(フェイスタイム)に重大な「盗聴バグ」が見つかったと報じた。
記事は「今年の米ラスベガスで開かれる電子機器見本市(CES)でアンドロイドのビデオに関する問題をやゆしたアップルだったが、このほどプライバシー保護において重大なセキュリティホールが発生した」としたうえで、iOSシステム内のFace Timeで「相手が通話に出る前に、相手の声が聞こえてしまう」というバグが発見されたと伝えた。
そして、あるメディアがFace Timeを使ってiPhone XからiPhone XRに通話をする実験をしたと紹介。ビデオ通話の呼び出し中にグループ通話に切り替え、参加者として自分の電話番号を追加すると、相手が電話に出る前から相手の音声が聞こえた。また、この状態で相手が電源ボタンを押して着信拒否すると、カメラの映像まで相手に見えてしまう。この問題はiPhoneがMacのパソコンとビデオ通話をする際も同様に起きるという。
記事は、「最新の情報によれば、アップルはこの問題に対してすでにGroup Face Timeの機能を使用できない状態にした。そして、バグが存在したことを認め、ソフトウェアアップデートによってこの問題を永久的に解決することを約束した」と伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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