カラオケマイクの奪い合いで親戚同士が大ゲンカ、死者2人の傷害致死事件に発展―陝西省西安市

Record China    2012年8月30日(木) 15時49分

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23日、陝西省西安市のカラオケボックスに来ていた親戚同士の客6人が、マイクをめぐって大ゲンカ。そのうちの1人が肉切り包丁を店に持ち込み、親戚の2人を刺殺した。資料写真。

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2012年8月23日、陝西省西安市内のカラオケボックスで、マイクを離そうとしない4歳の子供が原因で、夫と妻、妻の弟2人、夫の甥が親戚同士で大ゲンカ。2人が死亡する傷害致死傷事件にまで発展した。29日付で西部網が伝えた。

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西安市内で飲食店を経営する雲(ユン)さんと妻の張(ジャン)さんは23日夜、息子を連れて市内のカラオケボックスに行った。当日は中国の「七夕」であったため、張さんの弟2人と、雲さんの27歳になる甥で飲食店を手伝っている恵(フイ)も参加することに。しかし、雲さん夫妻の息子は大の歌好き。マイクを握ったまま離さず、決して他の人には歌わせなかったことから、張さんの弟2人は雲さん夫妻をなじり、激しい言い争いになった。弟2人が雲さんを殴り始めたのを目にした恵は飲食店に戻り、肉切り包丁を手にして再びカラオケボックスへ。張さんの弟2人を刺して逃走した。

通報で駆けつけた救急隊は、血まみれになって床の上に倒れていた2人の死亡を確認。2人の体にはそれぞれ10カ所以上の刺し傷があったという。雲さんも重傷を負っていたためただちに病院に搬送された。警察は300人以上を投入してローラー作戦で恵を捜索。24日午後、同市内で恵の身柄を確保。恵は2人に対する傷害致死と1人に対する傷害のいずれの容疑も否認している。(翻訳・編集/本郷)

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