<中華ボイス>用心すべきは中国の紅衛兵的軍国主義、残虐性は日本の軍国主義以上―軍事専門家

Record China    2012年8月30日(木) 21時2分

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2012年で国交正常化40周年を迎える日本と中国。しかし依然歴史的なわだかまりが解けず、いまでも日本で軍国主義が復活すると考える中国人は多い。写真は中国の新兵訓練。

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2012年で国交正常化40周年を迎える日本と中国。しかし両国の歴史的なわだかまりは未だ解けず、中国では日本の軍国主義が復活するのではと心配する人も多い。一方で、中国には他国からの侵略以外に、文化大革命という痛ましい記憶もある。文化大革命では紅衛兵(中国共産党内の実権派批判運動を行った学生中心の組織)と呼ばれる者たちが、権力者や知識人のみならず、一般人に対しても資本主義復活の阻止を名目に暴力行為を行い、多くの人が犠牲となった。

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2012年8月28日、中国の軍事専門家・趙楚(ジャオ・チュウ)氏は自身のマイクロブログで、「日本の軍国主義復活に用心すべきだと主張する意見をよく聞くが、私もこの意見には賛成だ。しかし、日本の軍国主義以上に注意しなくてはいけないのが、中国の新しい文化大革命や急進左翼、ナチス的思想に紅衛兵が代表する軍国主義である。歴史的にみても、残虐性や社会に対する悪影響の程度では日本の軍国主義をはるかに超える」と中国の軍国主義に注意を促した。(翻訳・編集/内山)

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