中国は日本のサッカーに20年遅れている?楽観的すぎる…この事件を見よ―中国メディア

Record China    2018年9月7日(金) 9時20分

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6日、網易体育は「中国サッカーと日本サッカーの差が20年というのはあまりにも楽観的すぎる」とし、両国間にさらに大きな差があることを示す「事件」を紹介する記事を掲載した。

2018年9月6日、網易体育は「中国サッカーと日本サッカーの差が20年というのはあまりにも楽観的すぎる」とし、両国間にさらに大きな差があることを示す「事件」を紹介する記事を掲載した。

記事は、広州富力のDF唐●(タン・ミアオ、●は森の木を水に)の中国スーパーリーグ通算200試合出場について、クラブ側のずさんな統計管理により見過ごされ、セレモニーをやりそびれていたことが発覚したいう「事件」を紹介。クラブ側が「業界内で基準とされているある国際データサイトでは、唐の広州富力での出場試合数が196になっていたが、クラブで数えなおすとともに本人とも確認をした結果204であることが分かった。データはすでに修正したが、200試合出場セレモニーの機会を逸したことについて唐に対して心からお詫び申し上げる」との謝罪声明を発表したことを伝えた。

そして「世界を見ると、中国のような出場試合数のカウント漏れや記載ミスは非常にまれであり、どこのリーグでも数字を大切に扱っている。中国サッカー協会は1994年のプロ化以降、現在に至るまで自前のデータバンクを構築してこなかった。幸い、同協会ではすでにデータ収集の準備作業を開始しており来年の春節後にスーパーリーグデータバンク構築作業が本格的にスタートするという」としている。

そのうえで、サッカー先進国におけるデータ管理の例の1つとして、日本のJリーグの公式アプリを紹介。「試合情報、スポーツくじ、選手のデータ、テキスト速報、サポーターの交流といった機能を融合したアプリだが、選手データのコンテンツを見るだけで冷や汗が出る。例えば現在J2のクラブに所属する三浦知良の個人資料にアクセスすると、Jリーグが始まった1992年から2018年までのあらゆるデータが完全に詳しく記載されている。また、料金を一度払えばホットゾーンなどさまざまな統計情報を見ることもできる。常に自分でデータを集めてチェックしなければならない中国の記者に比べて、日本の記者は何と幸せなことだろうか」と評した。

また、Jリーグ公式アプリは試合データのみならず、スタジアムの観光情報を定期的に更新するなどして、サポーターとクラブとの距離感を縮め、サポーターの帰属感を高める工夫も凝らしていると伝えた。(翻訳・編集/川尻

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