<尖閣問題>日本と開戦すれば、中国人民解放軍が真っ先に打って出る作戦とは―香港メディア

Record China    2012年8月29日(水) 5時33分

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26日、尖閣問題で日本と中国が戦争を起こせば、中国人民解放軍は「情報ネットワーク」「制空権」「制海権」を真っ先に手に入れるための作戦に出ることになると香港誌が報じた。写真は22日、香港に寄港した保釣行動委員会の抗議船。

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2012年8月26日、米華字ニュースサイト・多維新聞は香港誌の報道を引用し、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題で日本と中国が戦争を起こせば、中国人民解放軍は「情報ネットワーク」「制空権」「制海権」を真っ先に手に入れるための作戦に出ることになると報じた。

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香港誌・亜洲週刊に掲載された。記事は、日本と中国は尖閣問題で戦争など起こすはずがないと思われてきたが、最近はその可能性も排除できなくなってきたと指摘。中国官製メディアの環球時報も「中国は制御不能な事態への軍事的な準備を整えるべきだ」と報じていると紹介した。

その上で、戦争が勃発した際に中国人民解放軍が真っ先に着手するのが「情報ネットワーク」「制空権」「制海権」の3つを手に入れるための作戦だと指摘する。人民解放軍は米軍の最大の弱点は情報ネットワークだと認識しており、ここを真っ先に攻撃すれば、米軍の作戦遂行能力がかなり奪われることになるとしている。

記事は、人民解放軍は日米の軍事力やハイテク装備にはかなわないことは事実だとしながらも、情報ネットワークを制することに重点を置けば、こうした劣勢を巻き返すことも可能だとしている。(翻訳・編集/NN)

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