Record China 2018年9月4日(火) 17時20分
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国際サッカー連盟が3日に発表した2018年の「ザ・ベスト」の各賞で、日本がセネガルと共にベストサポーター賞にノミネートされたことが中国でも伝えられた。写真はベルギー戦。
国際サッカー連盟(FIFA)が3日に発表した2018年の「ザ・ベスト」の各賞で、日本がセネガルと共にベストサポーター賞にノミネートされたことが中国でも伝えられた。
中国のスポーツメディア・新浪体育は「今夏のワールドカップ(W杯)で日本とセネガルのサポーターは印象深かった。試合後、彼らは自発的にスタンドのごみを清掃し、世界を感動させた」と伝えている。
なお、候補は他に、ペルーのサポーターと、チリの2部クラブのサポーターであるセバスティアン・カレラさん。
日本サポーターによるスタンド清掃は、中国でもたびたび取り上げられてきた。今回のノミネートには、肯定派と否定派の間で論争が起きている。
まず、「日本人がこういうことをするたびに、偽善だと感じる」という意見。これには、「うん、たとえ偽善でも口だけよりはよっぽどマシだね」「日本人が『偽善』だと感じるなら、君はきっと『真悪』(※「気持ち悪い」の意)だ」「中国のサポーターこそ偽善。日本のまねしてるんだから。チームがロッカールームにメモを残していくのだってまねしてただろう?」という返信が付いている。
また、「小さな礼儀はあるが大義はない」というコメントも。これは、「日本人は日常では礼儀正しいが、歴史問題で中国に謝罪しない」といった主張を展開する際によく使われる決まり文句のようなものだが、これに対しても「自分の国の人民も満足に食えないのにアフリカに援助する。本当に大義だよな」「小さな礼儀さえも欠けてるのに、大義を語るか」と自国を皮肉るような返信が寄せられている。
この他、「一番好きな国が日本」「みんながこうした民度を持つ日本人、本当にうらやましい」「日本のこうした行いが大きく報じられたおかげで、中国でも同様のことが報道されるようになった。これは良い影響だ」といった声や、批判的なコメントに対して「日本人の民度が中国よりも高いと認めることがそんなに難しいかね?」と疑問を呈するコメントが寄せられるなど、全体的には肯定派が多かった。(翻訳・編集/北田)
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