中国人観光客が携帯電話を手にして世界中で「QRコード読み取り」をしているだけでなく、中国の進んだモバイル決済技術がインド、マレーシア、フィリピン、パキスタン、バングラデシュなどの「一帯一路」(the Belt and Road)建設に参加する国・地域にも進出し、現地の人々に便利で効率がよく安全な新しい決済手段をもたらした。
マレーシアでは、アントは現地トップの決済サービス企業Touch N Go(タッチアンドゴー)と提携し、最も頻繁に利用される交通シーンから着手した。これ以前には、タッチアンドゴーはマレーシアの人々にプリペイドカードによる高速道路の料金支払所、駐車場、公共交通機関などでの決済サービスを提供し、2000万人のアクティブユーザーがいた。アントとの提携後は、わずか4カ月でタッチアンドゴー電子ウォレットを打ち出し、決済、振替、携帯電話のチャージ、公共料金支払い、航空券購入など日常のさまざまなシーンでの応用が実現した。
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