Record China 2012年8月23日(木) 12時14分
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21日、北京大学経済学部の元教授・鄒恒甫氏が、同大学付属学院の院長や教授たちが学内ホテルの従業員と不適切な関係を結んでいるとマイクロブログで公表。しかし、大学側はこれを完全否定した。写真は鄒恒甫氏。
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2012年8月22日、網易教育によると、北京大学経済学部の元教授が21日にマイクロブログ・微博(ウェイボー)上に実名で書き込んだ告発文が大きな騒ぎになっている。
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問題の告発文を掲載したのは鄒恒甫(ゾウ・ヘンフー)氏。21日午前9時19分に実名のアカウントで「北京大学光華管理学院の院長は北大内の夢桃源医療室で食事をした際に、かわいい従業員がいればすぐに手を出して自分のものにしている。教授たちも例外ではない。だから夢桃源はもうかっているんだ。北京大学は私を除き、スケベがあまりにも多過ぎる」「しかもホテル従業員たちを裏口入学させている」と書き込んだ。この告発文は瞬く間に6万人以上のユーザーによって転載され、コメントもすぐに1万4000件を超えた。
北京大学の広報官は21日夜、鄒元教授の書き込みについて「そのようなことは絶対にない」と完全否定。さらに「鄒氏の話はあまりにも無責任で、思いもよらないものだ。全くの事実無根であり、どういった心情でこんなことを言い出したのか理解に苦しむ。おそらく数年前に北京大学が解雇したことが原因ではないか」と話した。今回の事件を受けて北京大学は鄒元教授を名誉棄損で訴える構えだ。
鄒元教授は1962年生まれ。武漢大学で経済学を学んだ後、新中国成立後初のハーバード大学出身の経済学博士となった。現在は世界銀行終身エコノミストである。2007年、教える時間が少な過ぎるとの理由で北京大学光華管理学院の教授職を解任されると、ブログ上に数々の不平不満を書き連ねただけでなく、中国教育部に同学院を非難する公開書簡を送っている。今回の事件を受けて北京大学は、鄒元教授を名誉棄損で訴える準備があることを明らかにしている。(翻訳・編集/本郷)
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