2012年8月21日午後8時ごろ（現地時間）、韓国・聯合ニュースによると、韓国の木浦市海洋警察は同国の排他的経済水域内で、違法操業中だった中国漁船2隻を拿捕（だほ）した。22日付で人民ネットが伝えた。

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中国漁船が拿捕されたのは、韓国南西部の全羅南道新安郡に属する、黒山面にある可居島から約97km離れた場所だという。また、拘束された中国漁船の乗組員たちについては、詳しい調査を行った後に処罰が決められるという。

このほか、韓国メディアによると、2011年12月12日に発生した違法操業の中国漁船乗組員による韓国海洋警察官刺殺事件以来、韓国の海洋警備は違法操業の中国漁船に対し強硬姿勢を取っており、現在は中国漁船が集中しやすい海域に毎日6隻の警備艇を派遣しているという。（翻訳・編集/内山）