2012年8月21日、台湾では富豪御曹司による性スキャンダルが過熱している。これに関連して、人気ユニットF4のケン・チュウ（朱孝天）によるブログメッセージが話題になっている。新華網が伝えた。

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現在、台湾社会で最も注目されているニュースが、大手金融グループ・元大金控集団元代表の息子で、26歳のジャスティン・リー（李宗瑞）氏による性スキャンダル。某姉妹タレントが「薬を飲まされ、わいせつなビデオを撮られた」と訴え出たことが発端で騒動に発展したものだ。台湾メディアの報道では、被害に遭ったモデルやタレントは60人を超えている。

被害者とされる有名タレントの写真や動画が、連日のようにネット上に拡散している。警察の手で押収されているはずのデータが流出することで、警察当局では内部調査をスタート。さらに公開謝罪を行うなど、騒動は緊迫感を増すばかり。婦女暴行などの罪で刑事告訴されているリー氏は、現在も逃走中だ。

そんな中、かつてリー氏と交際していたとされるモデル出身の女優マギー・ウー（呉亜馨）が、今月18日に予定していた記者会見を急きょ中止した。社会からの反響と圧力に不安を感じての措置のようだが、この行為がかつてのリー氏との深い関係を物語っている、と逆に話題に火をつけた。

マギーは昨年、ドラマ「流星花園〜花より男子〜」で知られるF4のケン・チュウ（朱孝天）と交際関係にあると報じられた。ケンはこのほどブログで、「時間は傷を完治させてはくれないが、少しずつ癒してくれる」と、マギーの心情を思いやるような文章を綴っている。ケンのマネジャーは、この投稿内容とマギーとの関連性を否定している。（翻訳・編集/Mathilda）