日中の武力衝突、引き金ひくのは世論?=両国とも政府は民族主義の人質に―露メディア

Record China    2012年8月22日(水) 11時9分

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20日、ロシアラジオ局ボイス・オブ・ロシアのウェブサイトは記事「世論が日中戦争を引き起こす可能性も」を掲載した。写真は19日、広東省深セン市で起きた反日デモ。

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2012年8月20日、ロシアラジオ局ボイス・オブ・ロシアのウェブサイトは記事「世論が日中戦争を引き起こす可能性も」を掲載した。21日、環球網が伝えた。

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先日、中国各地で大規模な反日デモが起きた。2005年、2010年に続くデモは、民族感情が日中関係の障害であることを改めて示すものとなった。この事態は両国政府にとって望ましくないものだ。自由貿易協定(FTA)交渉を進められない、反中的色彩を帯びた日米同盟が結成されるなどの影響が予想される。

解決策は民族感情を沈静化させるしかないが、それは容易な課題ではない。日本も中国も長期にわたり尖閣諸島を自国領土として教育してきた。その結果、両国政府は自分たちが宣伝してきた民族主義の人質となってしまった。あるいは世論こそが武力衝突の道に進ませる引き金となるかもしれない。(翻訳・編集/KT)

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