Record China 2018年8月31日(金) 12時50分
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30日、中国外交部が産経新聞の取材を拒否し、これに日本の高官が抗議したと報じられた問題について、中国外交部の華春瑩報道官は「こうした道理に外れた抗議は受け入れらない」と主張した。
2018年8月30日、中国外交部が産経新聞の取材を拒否し、これに日本の高官が抗議したと報じられた問題について、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は「こうした道理に外れた抗議は受け入れらない」と主張した。
問題となったのは中国を訪れた秋葉剛男外務次官と王毅(ワン・イー)国務委員兼外相の会談での取材で、30日の定例記者会見で日本側の抗議に対する見解や取材拒否の原因を問われた華報道官は「産経新聞は『中国が合法的取材の要求を不当に拒否』とした」などと述べ、日本政府の抗議も含めて「自らの過ちを認めず、逆に相手にかみつく芝居のようだ」と発言した。
華報道官はまた、取材活動の安全性確保のため取材する側の人数がコントロールされることもあり、こうしたことは駐在国と相手国との友好的な話し合いで決まるとも強調。「中国は外国記者の取材、報道へのサポートを積極的に行ってきた」とし、「中国には約100人の日本の記者がいるが、取材活動の制限を受けたり、困難に直面したりしたことはなかったはずだ」とした上で、「北京にいる外国の記者は600人余り。すべての外交上の活動に600人の参加を認めて初めて合法となるのだろうか」「産経新聞の参加を認めず、他のメディアの参加を認めることは不当なのか。産経新聞の参加を認め、他のメディアが参加できなかった場合は合法なのか」「産経新聞であれ、日本の高官であれ、この問題に対する明確で正確な認識を持つべきだ」などと述べた。(翻訳・編集/野谷)
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