Record China 2012年8月18日(土) 5時45分
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17日、香港紙は、中国人民解放軍は日本の自衛隊を壊滅させることは可能だが、開戦は賢明ではないと論じた。写真は中国の海洋監視船。
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2012年8月17日、香港紙・太陽報は、中国人民解放軍は日本の自衛隊を壊滅させることは可能だが、開戦は賢明ではないと論じた。中国紙・環球時報(電子版)が伝えた。以下はその概要。
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香港の民間団体「香港保釣(尖閣防衛)行動委員会」の活動家が尖閣諸島(中国名・釣魚島)の魚釣島への上陸に成功、世界中の中国人を感動の渦に巻き込んだ。だが、喜びに浸ってばかりはいられない。どうすれば中華民族の復興という大局を損なわず、中国にとって最大の利益を得る形で尖閣諸島を取り戻すことができるのか、冷静に考えてみる必要があるだろう。
今すぐ尖閣問題を解決するのは不可能だ。何度上陸を果たしても日本が尖閣諸島を手放すことはないだろう。トウ小平が提唱した「棚上げ論」と共同開発を日本に呑ませることこそが、今のところ最も効果的な「保釣」(尖閣防衛)策だといえる。だが、頑固で頭の固い日本人を納得させることはかなり難しい。
では、日本人を説得できなければどうするか。両岸三地(中国本土・台湾・香港)が声高に領有権を主張していくしかないだろう。世界中に尖閣諸島は日本のものではなく、日本が完全に実効支配しているわけでもないことを示すため、民間の漁船と中国当局の海洋監視船を尖閣諸島に頻繁に送り込むのだ。
最も賢明でない策は戦争である。中国の軍事力は日本の自衛隊を壊滅させることは可能だが、戦争は世界中が反対するだろう。自分たちにとっても何の利益にもならないし、経済発展という大局をぶち壊すことになる。(翻訳・編集/NN)
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2012/8/17
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