不正炭鉱が爆発し、15人死亡。逃亡中のオーナーを指名手配―湖南省邵陽市

Record China    2007年3月8日(木) 23時8分

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2007年3月6日午前、湖南省邵陽市邵東県の宏発炭鉱で、ガス爆発が発生。15人の作業員が死亡した。実はこの炭鉱は停止処分を受けており、オーナーの指示で不正営業が行われていた。事故発生後、オーナーは逃亡。公安局が指名手配を出し、行方を追っている。

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2007年3月6日午前11時頃、湖南省邵陽市邵東県の宏発炭鉱で、ガス爆発が発生した。

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アイ県長の報告によると、事故当時炭鉱内では32人の作業員が作業中だったという。3月8日午後7時までに17人は無事救出されたが、15人の死亡が確認された。

実はこの炭鉱は、2006年8月に生産許可証が期限切れとなり、また安全対策が不十分だとして、政府から生産停止処分を受けていた。2007年中には完全閉鎖の予定となっていた。だが、オーナーの指示で、中国正月後の2月末から不正営業。この日の大惨事となってしまった。事故発生後、そのオーナーは逃亡し、株主2名が現在身柄を確保されている。

政府は、死亡した作業員に対する慰謝金を10万元(約150万円)に定め、対策を進行中だ。また、邵東県公安がオーナーを指名手配、通報者には賞金1万元(約15万円)を出すことを決定した。(編集・饒波貴子)

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