Record China 2012年8月13日(月) 1時42分
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11日、新文化報は記事「君は『キャプテン翼』を見たことがあるか?」を掲載した。写真は青島の小学5年生・李明くん。その才能から「中国版キャプテン翼」と評されている。
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2012年8月11日、新文化報は記事「君は『キャプテン翼』を見たことがあるか?」を掲載した。
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日本サッカーの急成長について中国は分析してきた。長期的な計画、プロリーグの設立、選手の海外移籍……日本のやり方を中国もまねしてきたが、しかし同様の効果を上げることはできない。その理由の一つとして中国にはスポーツ文化が欠けていることがあげられる。
日本は違う。学校にはクラブがあり、しかも小学校から大学まで、各種スポーツの全国大会が開催されている。甲子園は日本の野球少年たちの聖地となっている。そしてスポーツ漫画。その影響力は海を越えている。中国の皆さんがサッカーやバスケを好きになったのは「スラムダンク」や「キャプテン翼」を見たからではなかっただろうか?アルゼンチン代表のアグエロは「キャプテン翼」を見てサッカーを始めたという。
日本のスポーツ漫画といえばとんでもない誇張が多い。キャプテン翼におけるタイガーショットなど中国の武侠小説のようだ。「ヒカルの碁」で日本の少年たちが中国や韓国に勝利することも現実にはありえない話だ。しかしそうした誇張があっても、興味を抱いた子どもたちはそのスポーツを始めることになる。興味こそ最高の指導者なのだから。
思うに中国はスポーツ大国と金メダル大国とを取り違えてきたのではないだろうか。楽しみや健康こそ最も重要なものだ。日本で最も人気のあるスポーツは野球だ。五輪種目から外されてしまったが、それでも人気を保っている。中国に五輪メダルを目的としない人気スポーツはあるだろうか?
もし野球の素晴らしさを知りたいのならば、あだち充の漫画をおすすめしたい。日本では知らない子どもはいない人気漫画家だ。あだち充の作品があなたに与える印象はただ一つ、「幸福」だ。(翻訳・編集/KT)
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