日本と韓国に留学する中国人が増加、理想の留学目的地に―中国紙

Record China    2018年8月23日(木) 12時0分

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22日、中国紙・広州日報は、中国の海外留学仲介機関、啓徳教育がこのほど発表した「2018年アジア採用報告」から、中国から日本への留学生数は8.9%増加し、韓国へは5.6%増加したことが分かったと報じた。資料写真。

2018年8月22日、中国紙・広州日報は、中国の海外留学仲介機関、啓徳教育がこのほど発表した「2018年アジア採用報告」から、中国から日本への留学生数は8.9%増加し、韓国へは5.6%増加したことが分かったとし、「卒業証書の価値が高く、留学費用が安く、申請成功率が高いアジアの学校は、中国人学生の理想の留学目的地になっている」と報じた。

記事によると、報告書では、日本留学について「専攻は理工系が多く、人文系がそれに続く。理工系では医学や自動車、人文系ではアニメや文学研究などを専攻する人が多い」としている。就職状況については「オリンピックが雇用需要をもたらす」とし、「雇用環境は全般的に良好になるとみられている。対応する専攻には、観光やホスピタリティマネジメント、ジャーナリズム、土木工学、建築デザイン、電子科学、通信情報工学、IT、言語、翻訳などが含まれる」としている。

韓国留学については「申請が最も多い専攻は商科で、マスメディア系がそれに続く。商科では金融学科、メディア系では映画・テレビ、新聞が多い」としている。就職状況については「(中国の大手求人サイトの)前程無憂(51ジョブ)が海外留学人材の需要についてまとめた2017年版の報告書によると、韓国留学から帰国した新卒者の平均初任給は、中国国内の同学歴の新卒者より17.2%多い」としている。(翻訳・編集/柳川)

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