<ロンドン五輪>米中の金メダル獲得合戦、米メディア「冷戦再び」と伝える―中国メディア

Record China    2012年8月4日(土) 8時52分

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1日、開催中のロンドン五輪は7月31日までの時点で、金メダル獲得数が最も多いのは中国。中国の先行を米メディアが「冷戦再び」と苦々しく伝えている。写真は今大会水泳の金メダリスト、孫楊選手と葉詩文選手を祝う中国の記念切手。

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2012年8月1日、「参加することに意義がある」と言われるオリンピックだが、開催中のロンドン五輪では、メダル獲得数が国力を示す重要なバロメーターとして見られている。7月31日までの時点で、金メダル数最多は中国。米国がこれに次ぐが、中国の先行を米メディアが苦々しく伝えているという。環球網の報道。

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米ABCニュースは31日、「オリンピック:米国VS中国、新たな冷戦」との不穏なテーマを打ち出し、「中国はオリンピックで新たなソ連になっているのではないか?中国はかつてのソ連にそっくりだ」と伝えた。

ABCニュースは、競泳女子中国代表の葉詩文(イエ・シーウェン)選手が、女子として考えられないほどの好タイムを出したことを例に挙げた。葉選手は400m個人メドレーと200m個人メドレーで金メダルを獲得、400mでは世界新を出している。試合当時、競技会場にいた実況解説者は一様に「信じられない」と語り、米国チームのコーチで世界水泳コーチ協会の理事でもあるジョン・レナード氏も「東ドイツ時代の選手を思い出した」と発言、暗にドーピングを示唆したことを伝えている。

米ウォールストリートジャーナル紙も31日、金メダル獲得数争いで「米国は中国に後れを取る寸前のところにきている」と憂慮している。競泳のマイケル・フェルプス選手の不振などを伝えながら、これまで米国が圧倒的に優位だった競技で中国にメダルを奪われていると伝えた。(編集部注:8月2日時点、国別メダル獲得数は米国が37、中国が34で首位が逆転。両国の金メダル獲得数はともに18である)(翻訳・編集/岡田)

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